Akebono-zaka slope
Sunshine
曙坂(あけぼのざか)
西片2丁目7と14の間
『江戸砂子』によれば、今の白山、東洋大学の北西は、里俗に鶏声ヶ窪(けいせいがくぼ)といわれるところであった。明治2年(1869)に町ができて、鶏声暁(あかつき)にときを告げるところから、あけぼの(暁と同じ)を取り町名とした。この坂 の場所と、旧曙町、鶏声ヶ窪とは少し離れているが、新鮮で、縁起の良い名称を坂名としたのであろう。
この坂は西片と白山を結び、人びとの通学や生活に利用されてきた。昭和22年(1947)には旧丸山福山町・曙会の尽力により石段坂に改修された。
-郷土愛をはぐくむ文化財-
文京区教育委員会
平成13年3月