ocr-generated 志志岐神社用
御祭神 豊玉姫命
例祭日
五月十五日
御由緒 当社は、その本社対馬國下懸郡久田村にあり、
往昔より安産を守る神として崇められる。
御祭神豊玉姫命は、海神の鶴の翼を用い草と
して葺けるに未だ葺き合えざるに安産し給うに
依りて、御子鵜葺不合尊と申奉る。此の故事
により対馬國人本社を安産の神として崇め奉る
に依りて、藩主宗対馬守、寛永年間にその部
社を現在の台東一丁目二番辺りに勧請し、屋敷
の守護神となし、安産の神として諸人に参拝せ
しめられたり。産婦社域内の御石を頂き安産を
祈り、お礼に御石を納め帯を納める風習あり。
平成十三年鳥越神社御鎮座一三五〇年を
奉祝し、共の社を境内末社として鎮め祀る。